美濃の正倉院円鏡寺

岐阜県本巣市北方町にある美濃七福神のひとつ弁財天・高野山真言宗別格本山名刹円鏡寺は、美濃の正倉院と呼ばれており、文化財を多く所蔵しております。

美しい庭園が人気で、住宅街の 片隅にあり、物静か 雰囲気が漂います。

国指定重要文化財のひとつ楼門は永仁4年鎌倉時代に造られたものです。代表的和様建築の檜皮葺(ひわだぶき)・入母屋造は懐かしい風情が感じられます。勇壮に立つ金剛力士像もまた国指定重要文化財(建物も含む)です。

浄土庭園風の池・巨大観音像・鐘楼・弁天堂などたくさん見応えのある建造物があります。また、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの歴代権力者からの保護を受けており、朱印状も受けています。
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みょうがぼち

「みょうがぼち」は、岐阜県本巣郡北方町北方町をはじめ岐阜市周辺で、小麦やそら豆などの初物を使って作り始められた和菓子です。

ぼちとは、「お餅」のことを言う方言で、練り上げた小麦粉で皮を作り、つぶしたそら豆の餡を包み込んだものをミョウガの葉で巻くことから「みょうがぼち」と言われます

初夏を彩る郷土菓子として、昔から農家が田植え上がりや農休みに食べられていました。少々厚めの皮をひと口ほおばると“そら豆”のやさしい甘味が広がり素朴でどこか懐かしい味わいです。